三密堂書店について

三密堂書店外観

仏の身・口(ことば)・意(こころ)の三カ所におけるはたらきを(三業)といい、特に密教・真言宗では人間だけではなく生あるものすべての三業を「三密」としています。

三密堂書店 初代店主 森下政次郎が当時の真言宗の大僧上 滝承天(新義真言宗智山派管長。智積院五十一世能化)よりこの『三密』を俳名し、大正初期より現在の地で創業いたしました。
右から読む『三密堂書店』の銅製の看板文字は開店当時からのもので、二代目森下正三郎によれば「銅が不足した祭、看板の文字がはがされかけたことがある」とのエピソードも語り継がれています。

また、戦前「経本」を中心に出版を続け、蓄財するも、戦争中にこの蓄えを使いはたし、更に相次ぐ身内の不幸から、仏前に供える「教本」で利益を得ることを控え、戦後は仏教関係の単行本を中心とした出版と古書店としても展開することとなりました。

三密堂書店の出版本の中、真鍋広済著「地蔵菩薩の研究」は、その編集中に政次郎が急死したため 後を継いだ二代目正三郎にとって初めての出版本であり親子二代の記念的作品となりました。 その後、易学書など20点ほどを出版。 そして、平成19年 正三郎の死去により 三密堂書店は三代目森下正巳に引き継がれました。

現在は易学書、仏教書、針灸書、武道書、古典籍など専門に扱う古書業を主とし、店頭には買いやすい文庫をはじめ図録などの商品も陳列売買、インターネット通販では約1万点の商品を展開しています。